24/9/23
ヨーロッパ視察
日時
2024年9月14日〜21日
参加
松浦(代表理事)、田中(株式会社godai)、高橋(マナブデザイン株式会社)
訪問目的
11月のイベント実施に向けた具体的な話し合いと当財団のテーマである「世界を少しでも良くする」思想共有のためのミーティングおよび、来年以降の連携強化・コミュニケーション深化のために、訪問各地で関係者とミーティングを行うもの。
視察内容
イタリア(トリエステ)
・イリー財団:アンナ・イリー会長との面談
11/5開催の「Coffee Cultures United」登壇に向け、改めて「This is Me」の意味と意図をアンナ・イリー会長に伝え、具体的なスピーチ内容について議論を重ねました。
オランダ(アムステルダム)
・Studio KU+:品川 海太さん/Artist:Satomi Minoshima さんとの面談
アムステルダム在住"模型"建築家として活動する品川 海太さんと、アイントホーフェン在住のアーティスト Satomi Minoshimaさんと品川さんのオフィスStudio KU+にて面談。当財団のテーマ・活動を共有したほかオランダの状況など、広く情報交換を行いました。
・Tenki Coffee山際さん
Tenki CoffeeのDirector山際さんとお会いし、当財団のテーマ・活動を改めて共有したほかヨーロッパ・世界におけるコーヒー業界の状況や、今後の活動についての連携構想など、広く情報交換を行いました。
オーストリア(ウイーン)
・UNIDO 次長 村上秀樹さんとの面談
国連UNIDO本部に伺い、11/5開催の「Coffee Cultures United」登壇に向け、改めて「This is Me」の意味と意図をお伝えし、具体的なコンテンツの相談・調整などを行いました。
フィンランド ヘルシンキ
・アールト大学助教授 哲学者:フランク・マルテラさんとの面談
当財団のテーマである「世界を少しでも良くする」思想と、マルテラさんの哲学思想について、それぞれが紹介し合い、来年以降の連携も視野に入れた発展的な対話を重ねました。
感想
EU各地にとどまらず世界で活躍する方々と直接お会いし対話を重ねることができたのは、エネルギー溢れる刺激的な体験となりました。当財団の「世界を少しでも良くする」というテーマと、お会いした方々それぞれの思想とのセッションは、言葉の端々に新たな可能性を含む、未来志向の対話につながりました。
どの方にも「自分ではない誰かのために」活動をしていることが共通していたのは印象的でした。仏教用語で言う「利他精神」は「世界を少しでも良くする」というテーマにつながる世界共通の考え方かもしれないと気づかされました。
また生命力あふれるエネルギーを感じさせる方ばかりで、当財団も更なるエネルギーを取り入れ、さらに発信していきたいと考えております。
田中さんのコメント:
今回のEU出張では、毎日移動、6泊8日の強行軍で、イタリア、オランダ、オーストリア、フィンランドを回ってきました。各地で関係者とミーティングを行い、11月のイベントについて、またさらなるパートナーシップの強化に向けて具体的な話し合いを進めることができました。
イタリア(トリエステ)
イリー財団を訪問し、アンナ・イリー会長のチャーミングでありながら同時に意志の強さが際立つお人柄に触れ、イベント当日、参加者にアンナさんの肉声をお届けできるのが非常に楽しみです。
オランダ(アムステルダム)
アムステルダムを起点にお仕事されている日本の方3名とお会いすることができました。それぞれジャンルは異なるものの、皆さんの活躍されている姿に勇気と前進する力をいただいた気がします。
オーストリア(ウイーン)
国連UNIDO本部に次長の村上さんを訪問いたしました。一般のツアーガイドでは入ることのできない場所までご案内いただき、国連で働くようになるまでの経緯や、社会貢献への強い気持ちを知ることができたのも印象深い出来事でした。
フィンランド ヘルシンキ
アールト大学助教授 哲学者であるフランク・マルテラさんは、早口で口数の多いエネルギッシュな方でした。新しい考えや意見に常にオープンな姿勢を保とうとされており、来年のイベントに向けた建設的な意見交換ができたことは大きな収穫でした。